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<今日>


海岸侵食 : 第16回茅ヶ崎なぎさシンポジウム
投稿者: iki 投稿日時: 2017-9-26 8:00:59 (36 ヒット)

●1.概要
平成29年9月23日15時〜18時に茅ヶ崎市役所で、市民団体ほのぼのビーチ茅ヶ崎(代表石川真紀)の「なぎさシンポジウム」が開催されました。
当団体は1990年に設立し、このシンポジウムは今年で16回目。
この他の活動、地元企業と行う月1回のビーチクリーン、7月末のビーチフェスティバルでは、ライブやビーサン跳ばし選手権、身障者のサーフィン体験を行っており、それら活動は全てボランティアです。
地域に密着した活動が評価され、平成24年には国土交通省関東地方整備局長より表彰を頂きました。


●2.講演
今日の参加者は約150名、市民から行政関係者、また今年は日本大学から学生20数名が参加して活況となりました。
テーマは全国の海岸で進行する海岸侵食に対して「100年先にも美しい海岸を残すため」。
・発表は当団体海岸環境部会長の伏見康博から「海岸侵食ってなんだろう?」。神奈川県の「相模川流砂系総合土砂管理計画の推進を求める要望書」等を推進する要望書を、ビーチパーク職員をはじめ当団体が署名13000人を集めました(後述)。
・次に一財)土木研究センター石川仁憲様から「茅ヶ崎海岸の侵食対策の経過報告」と第一級の科学的な話、補足をわが国の海岸工学第一人者宇多高明様より行いました。現在相模川河口とその東の柳島海岸沖で大規模な侵食が進行して、その砂が茅ヶ崎漁港や平島沖に堆積しているとのことです。
・最後は神奈川県河川課の伊藤肇様より「相模川流砂系総合土砂管理計画の概要」、全国初の取り組みを解説。


●3.一般質疑
Q1:中海岸は養浜により砂浜が回復したが、柳島や菱沼では依然として侵食が進行していますが?
A1:中海岸は神奈川県が養浜を毎年3万m3を10年間続けた結果、砂浜幅は20m以上広がりましたが、周囲の海岸では依然として侵食が進行しています。これが人間の限界の例に当たりますが、世論があれば他の地区も同じ対策が出来るでしょう。
Q2:砂浜が回復してブロックが不要となったので、撤去は出来ないのですか?
A2:適化法という法律があります。地域の要望で国の補助金により建設したものは、正当な無ければお金を返さなければなりません。よって、砂で埋めごろしにする位の砂浜が堆積すれば良いでしょう。
Q3:神奈川県の総合土砂管理計画は、今日の参加者には難しくてよくわかりません。単にモニタリングをするのではではなく、例えば「何年後に川から海岸へ何m3流すのか具体を示す」など、一般へアピールすべきでしょう。
Q4:12年前頃に洪水で相模川の河口砂州が流れましたが、それ以降砂州が流れないのは何故です?
A4:当時は大きな台風が頻繁に襲来しました。現在は砂州の地盤高さ上がり植生が繁殖しているので、少しの洪水では流れないと思います。
Q5:海岸侵食を無くすには、河川の水量をもっと増やせば良いのでは?
A5:我々の生活では、相模川の水を発電や飲料水に使っています。ダムを壊すのではなく、どうやったら共存できるかを皆で考えなければなりません。


●4.パネルディスカッション
1)河野太郎様 外務大臣衆議院議員(ビデオメッセージより)
・地球温暖化で気象が大きく変化しました。海水温が高くなり台風が強くなり、海岸に影響を及ぼしています。海外でも同じです、地域の共通の財産である「砂浜」を守るために、このシンポジウムで建設的な意見を出し合い、一つでも実行に移せるように期待します。

2)服部信明様 茅ヶ崎市長
・中海岸の侵食対策で成功したことは拡大していきます。砂浜を復元していく手法、仕組みを法律に則り、どの砂浜でも適応できるようにしたいです。
・茅ヶ崎海岸を元風景に戻すには、茅ヶ崎漁港周辺の再整備や国・県と連携した砂浜や砂丘植生の回復に務めていきます。
・国道134号茅ヶ崎第一中学入り口に横断歩道を設置する要望は茅ヶ崎警察署にも相談しましたが、134号の信号は他の信号と連動しているので、その交差点だけ長くすることは出来ないとのことでした。それをすれば、市道の青信号の時間が短縮してしまい、地域問題に発展すると思います。
・茅ヶ崎第一中学東の県営駐車場の出入り口を改良すると、片側1車線の市道の渋滞が拡大してマヒしてしまいます。それよりも、駐車場「満車」の表示を伝送する整備をしたほうが現実的です。
・姉妹都市ホノルル市のワイキキビーチでは、シーズンオフに沖合いの海砂を掘削して海浜に投入するくらい海岸侵食が問題となっています。あちらは、自然を大切する考えは豊かですが、ゴミの分別はしない、生活水の節水はしないなど、日本の方が優れている点も多いです。

3)廣崎芳次様 (株)野生水族繁殖センター
・河川から海岸へは黒潮の20倍の栄養塩が流れてきます。川の再生も良くしなければなりません。
・葉山町では海岸近くで処理した下水処理水を、一旦5km上流までくみ上げ、そこから河川で自然流下させ、紫外線を照射させて水を浄化しています。茅ヶ崎柳島の下水処理水もこの方式を採用して欲しいです。

4)峯村哲哉様 神奈川県県土整備部砂防海岸課課長
・自然が相手なので対策に絶対という答えはありません。
・堰に「砂道」を作ればという意見もありますが、水量が少ないときは堆積してしまう、内水面の漁業者への理解を得るなど、多くを検討する必要があります。
・ 黒岩知事は圏央道が開通して多方面から茅ヶ崎海岸を楽しみに来るようになりました。砂浜は神奈川県の大切な財産であると思っています。


●5.湘南海岸と全国のなぎさを守るための署名提出
当団体の伏見康博より、13000名の署名を佐藤光県会議員議長と神奈川県県土整備部砂防海岸課課長へ提出しました。
以上

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